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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922) - 光りやまねこさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 吸血鬼ノスフェラトゥ(1922)
レビュワー 光りやまねこさん
点数 9点
投稿日時 2006-09-04 00:32:36
変更日時 2006-09-04 00:32:36
レビュー内容
深夜でも昼間のように明るいという発想は一瞬面喰らうが、奇怪な白昼夢と受け取ればイマジネーションが喚起されてオモシロイ。この当時のヨーロッパ、何がオソロシイといえばペストやコレラなどの疫病の蔓延だったに違いなく、その眼に見えない恐怖を兼ね合わせることにより吸血鬼の悪夢的イメージを増幅させている。この作品を見た当時の観客(とくに女性)は背筋が凍り付くほど怖かった違いない。物語はといえば、恋人の無償の愛こそが悪鬼を滅ぼすという溜飲の下がる古典的スタイル。しかし本作で特筆すべきは、吸血鬼ノスフェラトゥの一度見たら忘れられないその何とも形容のし難い姿かたちに尽きるでしょう。尖った耳に枯れ枝のような細長い指、フロックコートに身を包んだ吸血鬼が棺からスゥーっと起き上がる様はゾッとするほどの不気味さである。その一方、「大事な血が」といって来客の切り傷の血をチューとすすったり、自分の寝床である棺を抱えていそいそと引っ越し先に向かったりするなどちょっとユーモラスな一面も垣間見える。怪奇映画の古典に登場するキャラクターとしてはある意味カリガリ博士を超えるインパクトを放っており、コワいが味のあるお気に入りの一本です。
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