|
タイトル名 |
レディ・バード |
レビュワー |
ちゃかさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2024-12-09 14:25:22 |
変更日時 |
2024-12-09 14:25:22 |
レビュー内容 |
故郷(田舎、ダサい)=母親(ウザい)。その呪縛から逃れるために、高校生は都会の大学に進学を希望する。そこで特段やりたい事があるわけでもないのに。これ凄くよく分かる。自分がまさにそれだったから。そして親元離れてその有難さに気づき、あろうことか郷土愛まで芽生え、パッとしないイケてない名前すら、自分の身の丈に合った程よい普通さにホッとする。心当たりあるわ~。 17歳とは、自分が思ってるより子供で、大人が思ってるより大人。そんな年頃だってのは全世界共通なのかもだけど、アメリカの土地勘や経済感覚はピンとこないので、そういう面が全て共感できるかって言うと難しい。でもそれは残念ながら観る側の問題なので仕方ないとする。 この世の終わりかと思うような身の回りの出来事も、自分はなんて不幸なんだろうと悲劇のヒロインに陥るときも、過ぎてしまえば何てことない。今は平凡な日常が送れている事をありがたく思う。そう言えば「有難い」とは、めったにない貴重なこと、って意味なんだな~としみじみ。 |
|
ちゃか さんの 最近のクチコミ・感想
レディ・バードのレビュー一覧を見る
|