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タイトル名 |
張込み(1958) |
レビュワー |
fujicoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-02-23 11:45:08 |
変更日時 |
2004-02-23 11:57:30 |
レビュー内容 |
この映画では松本清張の原作にはないような事をいろいろと盛り込んである。柚木は張り込むうちに横川さだ子に同情に似た気持ちが芽生えてくる。そして自分も迷っている恋人との結婚を勧めていこうとする。張り込みを通しながら石井とさだ子の関係、横川とさだ子の暮らしぶり、柚木刑事の私生活、にも焦点が当てられてゆく。年の離れたケチな夫との窮屈な生活より、心から愛してる男性~それがたとえ殺人犯としても一緒にいたい、、と女なら思うのだろうな。高千穂さんも高峰さんもとても美しいです。博多駅や鳥栖とか出てきて、博多出身の自分が見ると昔はあぁだったのだなぁと感慨深いものがありました。そして最後柚木が犯人に“やりなおすんだよ”みたいな声かけをするがそれは自分に向けて言った言葉でもあるんだろうなと思いました。 |
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