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タイトル名 |
バタフライ・エフェクト/劇場公開版 |
レビュワー |
みさえさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2006-03-06 11:44:58 |
変更日時 |
2006-03-06 11:44:58 |
レビュー内容 |
「切ないハッピーエンド」。 これはこの映画のキャッチコピーですが、まさにその通り。 「もしもあの時こうしていれば…」というのは、生きていればきっと誰もが一度は思うことだと思います。 主人公エヴァンは、失われた記憶の部分に戻ることが出来、更にその記憶(過去)を書き換えることで現在を変えることが出来る能力を持っていたわけですが、彼が良かれと思って書き換えていった過去から現在へ戻って(?)みると、誰かしらが不幸になっている…。 ほんのささいな選択で、人生は大きく左右されるものなんですね。 この世で誰よりも愛しているケイリーを幸せにするため、エヴァンは何度でも過去に戻る。 自分の脳に異常をきたしても、愛する女性、そして彼女を取り巻く人々のために。 そして最終的に彼が取った行動は、愛する彼女と一切関わらないという選択。 大好きな彼女に、「あっち行け」と突き放した瞬間、彼はどれほどつらかったことだろうと思いました。 残り2つのエンディングも見ましたが、映画版のエンディングが最も良かったですね。
「バタフライ・エフェクト」―「蝶の羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすこともある」 タイトルがこの映画の全てを表していて、非常に完成度が高い映画でした。 |
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