|
タイトル名 |
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 |
レビュワー |
みさえさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-11-11 13:10:29 |
変更日時 |
2007-11-11 13:11:41 |
レビュー内容 |
エヴァはテレビでも観たことなくて、今回映画になるということで本当に初めて観てみることにした。 何の勉強もせず行ったので、最初は「エヴァってガンダム的なものでしょ?」という程度の認識だった。 周りからは「ちゃんと予備知識いれとかないと絶対わからないよ」と言われたけれど、そんなの関係ねぇ! というか、初めて観る人に意味が伝わらないなら、わざわざ10年以上前の作品を映画化する価値がないと思うので、敢えて何の知識もいれずに観たのだけれど、これが予想に反して(?)、面白かった! 最初はシンジがナヨナヨしてるというか、アイツいつになったらバシッとするんだよって思っていたけど、何の変哲もない普通の中学生に、突然「人類を護るためにエヴァに乗りなさい」とか言われたって理解できなくて当たり前なんだよね。 こういう系の作品って、主人公が物分りが良すぎて、すぐにしっかりしちゃうけど、そんなことって多分ありえない。 「逃げちゃダメだ」ってまるで呪文のように繰り返すシーンがあったけど、そうでもしないと怖くて向き合えないのが普通なんだと思った。 「序」の終盤でもシンジはまだまだなヤツだけど、これから少しずつ成長していくのかなと思うと、次回も楽しみ。 最後のヤシマ作戦で、レイの「あなたは死なないわ わたしが護るもの」「さようなら」という言葉と実際に盾となってシンジを護りきったあと、「さよならなんて言うなよ」って泣くシンジに向かって、「わたしこういうときどんな顔すればいいかわからないの」って言うレイ、「笑えばいいと思うよ」と返すシンジ、そして微笑むレイ。 このシーンは最高すぎました。 予備知識がないから間違った認識もあるかもしれないけど、エヴァンゲリヲンが世の中の人に支持される、人気がある理由がわかるなぁと思った。 とりあえず、こうして映画化したことは、少なくとも私にとってはとても価値があると判断できた作品。 |
|
みさえ さんの 最近のクチコミ・感想
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のレビュー一覧を見る
|