|
タイトル名 |
運動靴と赤い金魚 |
レビュワー |
かんたーたさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-05-05 22:46:37 |
変更日時 |
2005-05-05 22:46:37 |
レビュー内容 |
イランの映画ではよく子供の視点から描かれたものが多いですね。彼らは何かを失い、そして大人は分かってくれない。9歳になったらもう大人だと言われ、ろくに靴も買ってもらえず家の手伝いをさせられる子供を見てカルチャーショックを受けてしまいます。イランの子供たちは偉いんだなぁ、と。水路に流れていく靴を追いかける少女のスピード感、そして自分の靴を他の子が履いているのを発見するのが学校での朝礼時というのもまた心憎い演出です。クライマックスはとてつもなくスリリング、心臓に悪い。最後は兄としての不甲斐なさと諦念の感が同時にやって来ますが、後味は悪くなく寧ろ清々しいくらいです。 |
|
かんたーた さんの 最近のクチコミ・感想
運動靴と赤い金魚のレビュー一覧を見る
|