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タイトル名 |
ミスティック・リバー |
レビュワー |
かんたーたさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-07-14 17:46:44 |
変更日時 |
2004-07-14 23:21:05 |
レビュー内容 |
ショーン・ペンとティム・ロビンスの悲哀を背負った役柄に心がヒリヒリしてくる。特にティム・ロビンスの演技はオスカー受賞も頷ける素晴らしいもの、彼の存在無しにこの映画は有り得なかったと思う。ケビン・ベーコンも良かったけど、如何せんこの二人の前に立つとどうしても影が薄くなってしまう。観客に登場人物に感情移入させる隙を与えなかったのは正解かな、あれでデイブなんかに思いっきり感情移入してしまったらラストがあまりにも救われなさ過ぎます(これでも十分に暗いけど)。それ故にこれで感動したって言う人の気持ちがよく理解できない、ジミーの娘さんが殺害されたところでホロっとくるのかな?役者の演技に敬服したっていうのなら分かるけど。最近観た後に何も心に残らないような映画ばかり作っているハリウッドのことを考えれば、この映画は観た後に強く印象に残るのでそういう意味では良い作品だと思います。いろいろと考えさせられますし、勿論万人受けはしませんけどね。舗道に残った「JIMMY SEAN DAV・・・」の文字が印象的です。 |
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