みんなのシネマレビュー
レナードの朝 - onomichiさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 レナードの朝
レビュワー onomichiさん
点数 9点
投稿日時 2003-12-06 22:37:44
変更日時 2003-12-06 22:58:46
レビュー内容
「生かす」というのは非常に難しい問題だと思う。なぜなら「生きる」とは元来、主体的な問題だからである。「生きる」という倫理には、結局のところ普遍的な結論というのは有り得ず、道徳という道筋や常識という枷でそれを推し量ることはできない。ただ、人間というのが常に<他者との>関係性によって成り立つ社会的な自我そのものであること、それ故、人間の抜け殻である身体が果たして人間としての価値を有するのか、という素朴な<ある意味哲学的な>疑問を誰もが拭い去れないのである。そういう潜在的な妥当がこの映画を感動的にしている要因であると思う。レナードが眠りから覚めるシーン。その輝きと喜び。生きることの素晴らしさへの訴え。一体これは誰の意思なのか、一瞬、疑念が湧く。確かに人嫌い医師とレナードの対比は作為的に感じるし、展開があまりにも予定調和すぎるような気がしないでもない。ただ、僕はこの映画を素直に捉えたい。この映画が見せる「生きる」という問いかけを僕は真摯に受け止めたい。彼が「生きたい」のかどうかは僕には分からない。ただ、僕は「生きる」のである。その主体的な有り様、実はロビン・ウィリアムス演じる医師に投影されているところの、生きていくことの素直な有り様を深く考えさせる、そういう映画として僕は評価したいと思う。
onomichi さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-02-17ファーストキス 1ST KISS(2025)86.60点
2025-01-18惑星ソラリス107.02点
2025-01-16華の乱86.33点
2025-01-16大いなる幻影(1937)97.71点
2025-01-16こわれゆく女97.46点
2025-01-14別れる決心98.75点
2025-01-14PLAN 7586.83点
2025-01-14アバター:ウェイ・オブ・ウォーター96.74点
2025-01-14博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか97.69点
2025-01-14陪審員2番99.00点
レナードの朝のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS