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タイトル名 |
君の膵臓をたべたい(2017) |
レビュワー |
イサオマンさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2018-08-26 09:55:52 |
変更日時 |
2018-08-26 09:55:52 |
レビュー内容 |
これをもう少し若い頃に見たら多分「チマチマ、ウジウジしたペランぺランの妄想青春ラブストーリー」の感想で終わっていたと思うが、オッサンになった今は不覚にも目から涙があふれていた(苦笑)例えばホテルの一室で二人きりになったシーンなどは、今の自分だったら「神様ありがとー!朝までとことん楽しみまっせー」となるのだが、主人公は全く手を出すこともなく朝を迎える。そういえば昔の自分もクラスの可愛い女の子に話しかけてビビりまくってカミカミになったり、初デートではド緊張の余り固まってしまいなんともマヌケな情けない結末を迎えたこともあった(涙)この映画は世俗の垢にまみれて薄汚くなったオッサンが失った、かつて純粋で輝いていた清らかな心を思い起こさせてくれる。そのノスタルジーが涙を誘うのだろう。ただ通り魔に女の子が殺されたってのは感心しない。死期を早めるのなら膵臓が遠因のアクシデントによる死とかでいいだろう。通り魔なんて設定は単なる雑味でしかない。あと、主人公の今は小栗旬ではなくてますだおかだの岡田でも良かった。 |
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