みんなのシネマレビュー
パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間 - 鉄腕麗人さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間
レビュワー 鉄腕麗人さん
点数 7点
投稿日時 2015-06-13 00:35:40
変更日時 2015-08-13 14:33:01
レビュー内容
劇中、“二つの棺”が運ばれていくシーンが、序盤と終盤に対比的に描かれる。
一つは、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの棺。そしてもう一つは、“JFK”暗殺の実行犯とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドの棺だ。
両者の棺を運ぶ者の心情は大いに異なるはずだが、その様はどちらもややぞんざいに扱われているように見える。
そこには、「この棺を運びたくなんてなかった」という、同じ言い回しだけれど全く真逆の意味合いを持つ、それぞれの死に関わった人々の感情が漏れているように見えた。

英雄の暗殺と、その実行犯とされる者の暗殺。この二つの死が人々に与えた影響はいかなるものだったのか。
今作は、偶然にもそれに関わってしまった人たちの心の損失を描き出している。
「JFK暗殺」を描いた映画は多々あるが、この作品の視点は意外にも新しく、それでいて真っ当だったと思う。
他の多くの作品が暗殺にまつわる陰謀説を主軸に描いているのに対して、今作はあくまでも事件現場となった街に居合わせた市井の人々の様を描いている。
そういう意味では、JFKの実弟であるロバート・ケネディ上院議員の暗殺事件を描いた作品「ボビー」にとても良く似た映画だったと思う。

稀代の英雄の死を目の当たりにした人々にとって、本当の犯人が誰かなんて追求する余裕はなかっただろう。
自分たちが住んでいる場所で、世界で最も重要と言って過言ではない人物が殺されてしまった。
ただひたすらに、その悲しみとショックに打ちひしがれるしかなかったのだろうと思える。

その人々の動揺と混乱の中で、もう一人の男が“真相”と共に闇に葬られた。
その男にも勿論家族がいて、市井の人々以上の動揺と混乱を強いられていた。

彼らの死から50年が経過した。
数多くの疑惑と陰謀説は渦巻き続けるが、いまだ真相は闇の中。
いつの日か時代は真実をさらけ出すことが出来るのだろうか。
鉄腕麗人 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-03-16フォールガイ96.27点
2025-03-13カンバセーション・・・盗聴・・・66.53点
2025-03-02ファーストキス 1ST KISS(2025)76.88点
2025-02-15しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜44.00点
2025-02-09ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー75.80点
2025-02-08愛にイナズマ88.00点
2025-02-02真実の行方77.46点
2025-01-27E.T.87.20点
2025-01-27エイリアン:ロムルス86.32点
2025-01-22MEG ザ・モンスターズ274.75点
パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS