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タイトル名 |
墨攻 |
レビュワー |
まさサイトーさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2007-09-09 05:10:25 |
変更日時 |
2007-09-12 19:42:11 |
レビュー内容 |
あの原作からどうすれば此処までつまらない映画が創れるのか不思議でたまらない。映画という枠に捕らわれるあまり、どうしても恋愛・派手な戦闘と余計なモノを加えてしまう。革離のイメージも違う、もっと人間味溢れる人物像ではければならない。期待した戦闘も前半若干盛り上っただけで、後半は無いに等しい。しかし気球は無いだろ、見張りもいないのか?ということになる。「墨攻」といえば”蟲”を使った攻撃がウリなのに。矛盾というと、10万もの兵を持った軍隊がたかが2、3回失敗しただけで退却していくという点。大国だけあって人数のスケールが違うが、どう考えても2,3千の兵にしか見えない。さらに、馬鹿国王は1回勝っただけでどうして調子に乗れるのかさっぱり分からない。結局、何も残らないという脱力感がそのまま後味の悪さに繋がる。悪い所ばかり目に付くが、セットは素晴らしかった。
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