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タイトル名 |
昭和歌謡大全集 |
レビュワー |
まさサイトーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-04-01 21:26:55 |
変更日時 |
2007-04-01 21:26:55 |
レビュー内容 |
小説「半島を出よ」を読んで、その前の話だということで鑑賞。しかし変な題名だ。出演者は豪華だし、テレビ局が好む毒にも薬にもならない作品よりかはよっぽど良く出来ているのだが。現代日本の見た目は裕福であるが何か無気力で心が燦々としている様子が良く描かれている。少年グループとオバチャン(ミドリ会)の共通点は、暇を持余しているという点。復讐という目標が出来た事によって生き生きとしていくのは、分からないでも無い。展開は殺人のスケールが常識を遥かに超えて、どんどん収拾の付かない方向へと行ってしまう。しかし、巻き添えになる人間の事など全く考えない少年というのは、ある意味究極の今の少年に対する恐怖のイメージである。「半島を出よ」で一番インパクトのあったノブエの描かれ方だけは不満。 |
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