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タイトル名 |
ブラック・レイン |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-02-03 19:09:44 |
変更日時 |
2008-02-03 19:10:49 |
レビュー内容 |
直ぐに頭に血が昇るマイケル・ダグラスと、人情的な高倉健という全く正反対の刑事が、お互いに刺激を受けて少しずつ認めていく過程が良かったです。日本人のキャストも非常に好演していましたし、20年前の少し懐かしい日本も観られて面白かったです。少し過度で強引な演出(日本のヤクザの描き方がありがちすぎ)と、厚みを感じない脚本には難がありますが、全体的に観れば、当時低迷していたリドリー・スコットが復活のきっかけを掴んだのも納得です。あと松田優作演じる佐藤を敢えて殺さずに逮捕したのは、ニックが松本と知り合って、自分の中の正義についての考えが何か変わったというのを見せたかったからだと思うし、あれで良かったと思います。個人的には若山富三郎とガッツが特に好演してたと思います。内田裕也はちょっと出番が少なくて気の毒でしたが・・・。別れの所で健さんが偽札の版型を貰った事に気づいて声をかけて、ニックとお互いに微笑むシーンがなんとも好きです! |
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