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タイトル名 |
カル |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-01-22 01:20:47 |
変更日時 |
2006-01-22 01:20:47 |
レビュー内容 |
グロい映画は数見ているので、ゴア描写に関しては特に気にはならなかった。そしてこの映画は初めから「謎解き」の要素を観た人の解釈に委ねている点があって、謎解き本を読んでない人は個々の解釈で捉えた答えでいいという事かなと感じた。もし明確な1つの答えがあるのに映画でそれを伝えていないとしたら、単に意地悪というか不親切だ。漠然と浮かぶキーワードである「担当刑事の汚職の過去」「同期」「ストーカー」「父親との過去」「同性愛」「留学」「解剖」等を断片的に繋げて得た答えがきっと大半の人が辿り着く結末だと思うしそれでいいと思う。ハン・ソッキュ、シム・ウナという「八月のクリスマス」コンビだが、其々全く異なる人物を好演していた。またシム・ウナのミステリアスな雰囲気は役柄にピッタリ当てはまっていた。彼女が犯行を裏で操っていたとしても、それを回想ですら見せないのは逆に、犯人でありながらイメージを下げない演出という意味では上手かったかなと思う。ただ皆さんが仰るように、犯人が落としたヒントから警察が現場に辿り着くまでの過程の描き方があまりにも不透明な部分もあった。ラストのどんでん返しは、ホ刑事がCDラジカセに隠したポラ等の説明が無い部分から匂わせていたが、それこそ想定内の結末だったのでさほど嫌な気分にはならなかった。チェ刑事は最後まで振り回されてしまって・・・。彼女が思わせぶりな言葉を言わなければ部屋のテープを見なかったかもだし、最後のつぎはぎ死体まで行かなかったのにとか思いました。というかわざと辿り着かせるために好意を伝えたのかな?もしそうなら女って怖いなあ・・・(>_<) |
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