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タイトル名 |
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2005-01-10 23:24:11 |
変更日時 |
2005-10-13 11:21:28 |
レビュー内容 |
私はロバートロドリゲス監督のカメラワークは、ハリウッドでもトップクラスだと思っています。7000ドルの予算でサンダンス映画祭観客賞を受賞した「エルマリアッチ」から「デスペラード」を経て、このマリアッチ3部作は特にそれが光ります。
「デスペラード」の雰囲気が大好きな私としてはもう全編好きなのですが、ジョニー・デップを敢えてこの位置に据えたのは贅沢だったけど物足りなかったかな?とも思いました。何せやはりミッキーロークもウィレムデフォーも大物だけど、これはやはりバンデラスの映画なので、何より彼の活躍を期待してしまうからです。「踊る大捜査線」のようなマルチキャストがそれぞれ活躍する映画とは異なり、もっと「エルマリアッチ」の妻子を殺された背景をクローズアップした復讐劇に徹して欲しかったかな?と思いました。
それでもやはり7年前に作られた「デスペラード」よりもアクションシーンは遥かに迫力が上で、DVD特典に入っていたロドリゲス監督の特殊効果解説は大変面白かったです。しかもこの映画、デジタルフィルムとの事で、低予算映画を得意とするロドリゲス監督は、コストの面でも特殊効果を多用しやすかったと言ってました。デジカメもかなり浸透してきましたが、映画業界でもそうなるのかな?とデジタルの長所が非常によく見えた作品でした。 |
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