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タイトル名 |
フルメタル・ジャケット |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-09-23 01:40:29 |
変更日時 |
2005-10-13 11:23:44 |
レビュー内容 |
キューブリックは戦争映画を今までも作ってきたが、このベトナム戦争映画は、「突撃」ほどの反戦ぽさは感じない。むしろ1部の海軍の訓練のリアリズムと、2部の戦地での様子での1場面を淡々と描いたように感じる。悲壮感よりかは変に明るく陽気に見せている事が逆に痛々しさを感じていて辛い。前半のビンセント・ドノフリオ(微笑みデブ)の熱演は評価したい。彼もその後に色々な映画で活躍する事になってよかった。個性を殺すキューブリック映画において、1部の人間だけだが個性がこれだけ目立つのも珍しいと思う。「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「プラトーン」など色々な名監督がこの戦争モノを撮ったが、キューブリックが撮ったらこうなったというだけで、他の作品と比べる必要はないと思う。名作。 |
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