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タイトル名 |
ドーン・オブ・ザ・デッド |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-11-16 00:02:23 |
変更日時 |
2004-11-16 00:02:23 |
レビュー内容 |
あのジョージAロメロ監督の「ゾンビ」がどう甦るのか?と思ったら、登場人物などは変わったものの、ショッピングモールに閉じこもりながら脱出を試みる人間ドラマであり、ゾンビとの壮絶な死闘という意味では上手くつなげていたと思います。亜流のゾンビが多い中、ロメロ監督に尊敬の念を置いて作られたと思います。 よく、ローランドエメリッヒ監督の「ハリウッド版ゴジラ」を観て、日本のゴジラファンが「あれはゴジラじゃない」と抗議したように、私も始め、今回のこの映画の『走るゾンビ』には戸惑いがありました。ゾンビの定義はノソノソと集団で襲うというイメージがありましたので。しかし、いざ観てみるとこれはこれでやはり迫力が増して怖い・・・。 主演のサラポーリーが旦那とラブラブだったのは冒頭の10分だけで、直ぐに愛する人間が自分に襲い掛かってくる葛藤との戦いが始まります。テンポもよく、登場人物の背景も上手く描かれていて、「ゾンビ」と比べるのは好きじゃないですが、「もう1つのゾンビ」という意味では中々良かったのではないかと思いました。 ネタバレになりますが、特に最後トラック2台で港まで向かうシーン。あまりの数のゾンビにトラックが囲まれるシーンの恐怖や、無数のゾンビが全速力で襲い掛かってくるシーン。そしてチェーンソーでゾンビに立ち向かうはずの人間が車の揺れによって仲間を誤って切り刻んでしまう衝撃。全てが緊迫感に溢れていました。鬼畜さ、残酷さよりもむしろ、生き残る為の必死さが描かれていて、私はゾンビ好きとしてこの映画、結構好きになりました。ただ、ちょっとポップ過ぎる音楽はサントラに合わないような・・・(苦笑)でもそこを差し引いても7点はあげたい。全速力で何百人のゾンビが襲ってきたら、誰がどう言おうと怖いでしょそりゃ(笑) |
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