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タイトル名 |
ペリカン文書 |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-02-17 10:42:14 |
変更日時 |
2009-02-17 10:43:38 |
レビュー内容 |
陰謀とか利権とか環境問題がどうとか、見えない部分にいる者達が最後まで見えないまま終わる気持ち悪さとか、観客を若干難しい映画として混乱させる要因じゃないでしょうか?外国から殺し屋を招聘するとか分からなくもないんだけど、その手口が安易というか・・・。大スキャンダルとなるきっかけを1人の女子大生が掴んで命を狙われる自体あまりにリアルさからかけ離れているし(いくら優秀だとしても)。
それでも今ではまず共演はないであろうジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの2人は素晴らしかった。特にダービー・ショウ演じたジュリア・ロバーツの彼氏が爆死した瞬間から追い詰められていく危機感は表情によく表れていました。アクターズズタジオで語っていましたが、彼女はデンゼル・ワシントンとの共演を心から望んでおり、台本の中でキスシーンがあるかどうかを探してしまったみたいですね(笑)結果キスシーンは無いんですが(頬にキスはあるけど)、敏腕記者グランサムと一線越えなかった演出は正解だったと思います。個人的には脚本はイマイチ、演出は及第点(前半のゆったりした展開から後半にかけて緊張感が増していく点は見事)、出演者は文句なしといった感じです。
余談ですが、オスカーで前年「エリン・ブロコビッチ」で主演女優賞を獲ったジュリアがプレゼンターとして、「トレーニングデイ」で主演男優賞を獲得したデンゼルの名前を読み上げた時の嬉しそうな表情は、この映画のラスト、南の島でグランサムのTV出演の様子を楽しそうに見ている彼女とイメージが重なりました。
音楽は直ぐにジェームズ・ホーナーと分かりますね。ピアノの使い方とか「身代金」とソックリな部分があります。 |
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