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タイトル名 |
遥かなる山の呼び声 |
レビュワー |
Berettaさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-05-23 11:01:29 |
変更日時 |
2006-05-23 14:44:55 |
レビュー内容 |
高倉、倍賞、山田の黄金プロット炸裂。 ラストシーンに向かってきれいに敷かれたレールの上をひたすら走る電車道ストーリー。 でもラスト、重苦しい空気から一変、ずっと閉め切っていた窓を一気に開けたような、荒地に沸いた泉のような、一瞬にして物語に血肉を巡らす巧みな演出には、ベタと分かってスイッチを押されてしまいました。 健さんの役は冒頭のアプローチからして相当姑息で不気味な男なんだけど、なぜかそう思わせない説得力があります。 吉岡君もこの頃が一番上手かった。 『幸福の黄色いハンカチ』と表裏一体の作品。 西部劇のようなテイストも違和感が無く、特に道東の雄大な景色は絶品。 人間関係がドロドロしないところも見やすくて好い。 |
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