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タイトル名 |
ダ・ヴィンチ・コード |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-09-21 07:30:09 |
変更日時 |
2006-09-21 07:30:09 |
レビュー内容 |
原作を読まずに観てきました。
といっても今まで私は映画の原作を読んで映画を見たことはありません。
なぜなら謎解きが最大の楽しみというミステリーやサスペンスで、
先に結末までわかってしまうなんて考えられないからです。
もしまだ映画を見てなくて原作を読もうと考えている方は、
原作を半分くらい読んで最後までは読まないで見たほうがいいかも・・
「ミュンヘン」などのようなノンフィクションの場合は、
原作を見たり時代背景を調べた方が良いとは思います。
しかしフィクションの映画化とすれば個々の想像が自由な、
原作の方が楽しいに決まっています。
だから原作を読んで映画を観るとあら探しになってしまうのでは・・
旧約聖書の誰でも知ってる最初の方、
アダムとイブとかを思い出してください。
そして暗号解読とか最近では死海文書とか出てきましたね~
六芒星は誰でも知ってるしアイザック・ニュートンなんて懐かしい。
ニュートンから考える5文字の言葉なんて、
私は惑星の名を神話に直して一緒に考えてました(笑)
想像の旅ができるという点では冒険映画やSF映画と同じで好きですね。
一緒に考える楽しさが味わえたのはここくらいで、
あとは勝手に進んでは勝手に解かれちゃいますからわかりやすい。
小説のほうが楽しいというのはここかもしれませんね。
自分のテンポで空想し想像し考える楽しさ・・
・・そんな硬い映画でもないんですが。
映画自体は勝手に進行していき都合よく主人公たちが難問を解き、
また新たな展開が待ち構えそれもまた都合よく解いてゆくといった、
かなりダイジェストなチャプター観をしているようで、
ある意味テンポよくある意味山ばかりで退屈。
しかし私は推理や演出よりも何が言いたかったかのほうに興味が移り、
「最後の誘惑」を思い出しながらイエスが人間だったころから、
この物語は封印されず現代も続く論争だと見ていました。
エンディングがそれまでのすごくわかりやすい内容とは裏腹に、
観客に想像させ答えをゆだねる最近のスピルバーグ映画のような作り(爆)
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