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タイトル名 |
マラソン マン |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-09-01 11:35:00 |
変更日時 |
2005-09-01 11:35:00 |
レビュー内容 |
ローレンス・オリビエが「ブラジルから来た少年」でユダヤ人博士をやってて、 この作品ではナチの医師をやってるとわかれば見るしかないでしょう。 うまい・・うますぎる。 主役からしてダスティン・ホフマンだし・・兄き役がJAWSのロイ・シャイダー。 このシャイダーの役は結構いいです。 何も考えず頭を使いまくってください。 「ゴッドファーザー」のような殺戮シーンもあり、 最初の東洋系の男はなかなか不気味だった。 マフィアやスパイものが好きな人は楽しめると思う。 当時かなり話題になったらしい拷問シーンはホラーより怖いかも。 最初は見世物みたいな感覚でこちらも見てたのにエスカレートしてくると、 精神的に来ますねこれは~!歯医者に行かない人増えたりして・・ 歯医者=電気ドリル=宝石商
NYを散策してからビジネスに行く歯医者の行動は普通で、
街に溶け込んでこっけいであり不気味です。
さてここで冒頭と同じような場面になるところがうまいんですねぇ。
あの武器はスパイダーマンに使われてたみたいなかっこよさがある(爆)
こんなに悪いやつなのに尊厳さえ抱かせるこの歯医者とは・・?
そこらにいそうな医者か学校の先生か銀行員みたいだから怖い。
ラストの水道処理場(?)のようなところでのシーンなんかは、
歯をいたぶられたホフマンの報復みたいなもんですが、
あの終わり方は本当は違うらしいです。
でもああなったのはホフマン自身が監督に変更を頼んでのもの。
あれでよかったと思いますしあれしかないと思いました。
勧善懲悪だけが映画ではないしそれがハリウッド的なステレオタイプでも、
結果的にはいい子ちゃんになっても私はこれでいいと・・
「ブラジルから来た少年」も同じようなラストですが、
全て悪いものを撲滅しなければならないとは思わないのです。
目には目を歯には歯を(爆)を続けていけば戦争は終わりません。
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