みんなのシネマレビュー
トラフィック(2000) - アルメイダさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 トラフィック(2000)
レビュワー アルメイダさん
点数 5点
投稿日時 2005-05-20 05:08:52
変更日時 2005-05-20 05:08:52
レビュー内容
な・・難解です。そしてわかりやすい。

この両極端な作品です。

きっかけは、アカデミー作品ということと、あのベネチオ・デルトロの助演男優賞。

そして、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの競演。

この作品はドキュメンタリービデオみたいなつくりで、

まず最初はその手法にとまどいます。

しかし慣れてきます。その手法とは・・

メキシコ領に入ると(最初ここから始まる)セピアっぽい色で、

ベネチオ中心のお話です。

変わってマイケル・ダグラスこの人の場面では最初普通の色、

ところがその子供の場面に関連すると青い画面へ・・

子供の世界が青い画面で父親がドラッグにおぼれた娘を探しに行く。

その青い画面にダグラスが入ることで子供の居場所の近さがわかります。

メキシコも国境を越えるとセピアから普通の画面に戻る・・

そういえばと気づけば、この監督のデビュー作、だいぶ昔に見ました。

理解できずに忘れていました。「セックスと嘘とビデオテープ」

ジェームズ・スペーダーのファンで見たのですが・・

あと「カラーパープル」も変わっていました。

撮影手法が変わっていることと、ドキュメンタリー出身ということも面白い。


ベネチオ・デルトロ・・そんなにうまいとは思わなかったことと、

(ユージョアルサスペクツのほうがよいと・・)すごい太ってて予想してたのと違い、

ああでも古谷一行に激似だと再確認(もっとセクシーだと思うんだが・・)

ダグラスよりゼタジョーンズのほうが食っていた。

しかしこの作品、実にまじめでストレート、立派な社会派映画です。

が・・長すぎる。もちろん無駄もなくわかりやすく親切なのですが、

映画としての娯楽が色分けくらいしかない。

日本人がこの問題を映画として見るのは難しいものがあります。

私は途中から面倒になり、青い画面中心に考えて見ていました。

嫌いではないのですが、深すぎる問題ですね・・

最後にセピアのメキシコの場面で、この国の子供らにはドラッグの世界はなく、

ドラッグを輸出する(というか・・)国のほうはまともで、

買うアメリカ側の色は病んだ青のままなのかと想像してしまう。

この余韻が深いのです。

もう一度見たいとは思わないですが、残る作品ではあります。

アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン87.90点
ザ・ロック77.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ46.44点
最後の恋のはじめ方46.35点
歓びの毒牙65.50点
バーバー66.65点
アンブレイカブル34.56点
ダ・ヴィンチ・コード75.05点
翼のない天使76.23点
アンジェラの灰45.32点
トラフィック(2000)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS