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タイトル名 |
恐怖の館(1972)<TVM> |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-04-01 07:48:08 |
変更日時 |
2004-04-01 07:48:08 |
レビュー内容 |
別に高評価つけるのもなんだけど、この話は悪くはない。 映像演出も、おや?と思わせるものがある。 うまくリメイクすればよいホラー作品になったかも。
まずカメラワーク、好きだな・・ 1シーンで、ガラスに映る去っていく男と見る女を撮るの。 何回かその手法は出てきたし、光の使い方もまばゆいくらい 使う使う(笑)車のガラスの使い方や階段や・・きりがない。 さすが若くても演出はうまいですよ。ホラーなのに品もあるし。 子供が壁にボールをぶつける音と、母親がきれて物を 壊す音との重ね方とか、赤ちゃんの鳴き声の使い方・・ 正統派のホラーです。ただし、あの変なモノ(悪魔?) は一回だけでいい。二回目は怖くないから笑うくらい 大げさなものに変えたほうがいい。
キューブリックのシャイニングを思い出したくらい、 惜しいところがある。 子役がかわいくないのは欠点。というか、うまくない。 母親はうまくて、目立っていた。
演出は大人なのにエンディングが子供じみてる! これはわかりやすくしたのか、時間都合か現場の意見か・・? 物語は、ポルターガイストみたいなんだけど、 わりと見せる映像も多く不思議な映画だった。 この監督はホラーに向いてるとは思うけど、 ラストに親子の愛を入れたがるのね。 せっかくよいものを持ってるのに感動作にしちゃう・・ 感動作にするには脚本も練り直さないと。 |
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