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ファイト・クラブ - アルメイダさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ファイト・クラブ
レビュワー アルメイダさん
点数 8点
投稿日時 2005-04-03 00:30:11
変更日時 2005-04-03 00:30:11
レビュー内容
この映画2回も劇場に見に行ったんですよ。
オチがわからなかったんではなく、
前半の途中でトイレに行ってしまって・・
まず監督が好きで出演者も好きで、しかもあの「シャイニング」の
オマージュ映画ということで期待。
確かにあのラストは「シャイニング」の世界観でした。
あまりのばからしさに笑いましたが・・
映画から何かを読むクセがついているので、
これは自我への目覚めなのか?それとも?
と深く考えていました。ので笑えない映画なのです。

そうこの監督の映画って笑えないのです。
どうも人の嫌がる本質をあからさまに描写するのが得意で、
またそれも逆に清いと思う私も変なのですが・・
なぜスピルバーグとフィンチャーとルメットが好きなのか?
どれも持ってる願望だったりしてね。この映画のように。

まさか見てない人は本当にいないと思うのですが・・
いわゆるジギルとハイド、エンジェル・ハート映画で、
でもラストには自我という本能。
まだどうしても理解できかねないのですが、
なぜエロスの自我なんだろう??
そこまで主人公は我慢していたのだろうか?
暴力性というのはわかるけれども、
性欲を最後の重大な崩壊につなげるのがわからない。
性欲も支配欲も同じなんだろうか??
キューブリックの「シャイニング」も確かにそうだったけれども。
わからない映画をわかりやすくオマージュしてくれてはいない。
同じ欲望の映画を作ってはオマージュではなくパクリですよ。
衣装の色は白と黒違えどその団体のやること、
多重人格の抑制、ラストの破滅と自我・・
そしてそれがさも社会への警告であるかのような・・

でも・・いつも見てて許してしまう。
毒が厳しくシャープです。
暗さの使い方がうまいのです。
見飽きた映画ですがDVDも持っています。
やっぱりフィンチャーはいいです。
俳優の使い方もうまいし。
ブラピもノートンも好きですしね。

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投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン87.90点
ザ・ロック77.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ46.44点
最後の恋のはじめ方46.35点
歓びの毒牙65.50点
バーバー66.65点
アンブレイカブル34.56点
ダ・ヴィンチ・コード75.05点
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