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タイトル名 |
首都消失 |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2005-11-04 07:57:33 |
変更日時 |
2005-11-04 07:57:33 |
レビュー内容 |
首都消失という題のまんまなのですが、
日本沈没もまんまなんですが違うんですよね・・
恐怖が伝わらない。
SFはある意味ホラーなのですから恐怖が伝わらないと辛い。
日本沈没は世界の中で日本だけがなくなる恐怖、
これは世界地図から日本が消える想像をするだけでも怖い。
首都消失は日本の中で東京だけがなくなる・・
のなら怖いかもしれないのですが(いわゆる神隠しやタイムスリップ)
雲に覆われて東京は存在するのです。
孤立するという状態で生物の消息もわからない。
私が面白いのになぁと思ったのは日本を救うのは日本しかないということ。
ここらは面白く映画を作っていたら今でも観られるテーマだと思います。
そしてこの作品は今のハリウッド映画(それもB級の)によくあるパターンだと・・
先進的かもしれなかったのですが・・
自然災害が起こり同じように救うのも自然なる力、
そして人間の祈りが救ったようにつじつまが合う。
これはスケールは天と地ほど違えどディアフタートゥモローなどたくさんあるはず。
やはりSFは見せ場の自然現象にお金をかけないと。
もしかしたらこの作品はハリウッド向けかもしれません。
邦画には向いていなかったということ。
舞台がアメリカでワシントンが厚い雲に覆われたとしたらどうでしょうか。
ワシントンと世界中が連絡が取れないのです。面白いと思う。
軍事の指揮参加も政治もできないのです。
さらに自然災害が首都を救うとなれば・・
例えるのもなんですがハリケーンが雲を吹き飛ばす。
これは風刺にもなるしハリウッド映画として成功すると思うんだけれどなぁ・・
余談ですが音楽はなんと、
モーリス・ジャールなのでした!
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