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タイトル名 |
デイ・アフター・トゥモロー |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-09-11 11:38:32 |
変更日時 |
2005-09-11 11:38:32 |
レビュー内容 |
逃げまどう人々があの描写では人事だととれてしまいます。 「宇宙戦争」を3回も観にいったから言うのではありません。 今カトリーナでアメリカは大変なことになっています。 この映画と比べなくても現状は予想できるのではないでしょうか。 もちろん阪神淡路大震災のように世界中にお手本として言われているのが日本です。 が・・他民族国家のアメリカが主役の映画、普通に考えてもみんな善人というのはおかしい。 パニック映画のある責任としては災害時にひとはどういう行動を取るかということも描くべき。 そんな暇はないくらい津波や雹は速かったかもしれませんが、 避難地などどこででもそういう描写は出せたと思います。 暴徒を描けとは言いませんがパニックになった分別のないひと、 そういうひとも出さないとただ映像が美しいだけの神から見た映画となってしまう。 避難地から大移動するひとと残るひとなどを見ると聖書そのものです。 昔の「地球最後の日」くらいでも先を争う人々は描けていました。 書物を燃やすシーンなどは過去のSF映画でとてもいい作品があります。 「華氏451」は映像的には地味かもしれませんがある意味怖い映画です。 私はこの映画で1番の見せ場は津波でも氷漬けでもなくここだと思いました。 それは、タクシーやバスがゆっくりと水かさが増す道に浸かってゆくシーン。 あそこは怖いと思いましたよ。 タクシーのホイルハウスから窓・・やがてバスまで漬かってゆく時間が怖いです。 気に入らないなぁと思ったところを付け加えれば、 大統領の演説シーンです。 字幕のせいもあるのかもしれないので誤訳でしたらお詫びしますが・・ アメリカ国境からメキシコに大移動したアメリカ人たちを迎え入れたメキシコ。 そのことを賛美しているのでしょうが、「発展途上国が手をさしのべてくれた」 みたいな字幕ではなかったでしょうか。 もうちょっと言い方があると思うのですが、これが直訳だととても悲しいです。
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