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タイトル名 |
ドラゴンハート |
レビュワー |
337さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-01-26 18:40:42 |
変更日時 |
2004-01-26 18:40:42 |
レビュー内容 |
1996年といえば「インディペンデンス・デイ」や「メン・イン・ブラック」といった、CG映像ならではの 映画がまだ驚きをもって迎えられていた年。その中にあって本作「ドラゴンハート」は、登場人物(?)の 一人(1体?)を完全にCGで作り出し演技させてしまったという挑戦的な作品だ。これを境に映画のCG技術は 背景や効果等の裏方から抜け出して、アクターの領域を侵し始めることとなる。 1993年に公開された「ジュラシック・パーク」と比べると、本作のドラゴンは細かな部分で実在感に乏しい。 重量や体臭や翼圧といったものを感じさせない。技術的には可能であったはずだが、何らかの理由で そうした部分を省いているように思う。(やっぱり予算でしょうか) そのかわりにドラゴンの仕草や表情は、人間と並べても遜色ないものに仕上がっている。観客はいつしか ドラゴンに親しみを覚え、そこに友を見るでしょう。それは本作が目指した課題であり、 十分に達成されたと言えるのではないでしょうか。 |
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