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タイトル名 |
ギター弾きの恋 |
レビュワー |
黒蜥蜴さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2003-11-29 12:31:51 |
変更日時 |
2003-11-29 12:37:15 |
レビュー内容 |
よかった。ショーン・ペンがホンモノのギター弾きに見えた。すごい役者だなあ、相変わらず。ホンモノのジャズ評論家が出てきて、伝記を語る、というので、てっきり実在のギタリストがモデルになっているんだと思いきや、架空の人物。つまり、ドキュメンタリーの体を成したパロディというわけで、ウディ・アレンってやっぱりお茶目、とうなった。それにしても、エメット・レイなる架空のギタリストの人物設定が素晴らしい。リアル。ちゃらんぽらんで、かっこつけで、見栄っ張り、でも弱っちくて人間臭い。あと、ショーン・ペンの相手役の女の子に扮したサマンサ・モートンの愛らしい演技も秀逸だった。無言でエメットをコントロールしてしまう魅力。初めから終わりまで、登場する際にはほとんど毎度、なんか食っている。しかもそれがかわいらしい。ああいう演技は、そうできるもんじゃない。 |
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