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タイトル名 |
あの日、欲望の大地で |
レビュワー |
ETNAさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-12-27 16:31:58 |
変更日時 |
2010-12-27 16:32:56 |
レビュー内容 |
こういうトーンの映画は嫌いではないけれど、なんだか救われない暗澹とした気分になったのは、殺したいほど主人公が母親を憎んでいたわけではないことだ。母親の不倫を嫌悪していたとはいえ、殺意までは無かったのに「うっかり」母と不倫相手を殺してしまった。うっかり吹っ飛ばされたのではやるせない。「自分が怖い」と本人が独白するが、若さ故?の考え無しの行動が怖いのだ。そして、娘が自分に似てしまうから逃げ出したのではなく、自分の娘に因果応報、うっかり殺されるのではという恐怖なのではないか?自分の子供に許しを得て、はたして母は天国でニッコリ許してくれただろうか。 |
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