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タイトル名 |
アルゴ探険隊の大冒険 |
レビュワー |
マンダムさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-09-06 21:17:00 |
変更日時 |
2004-09-06 21:49:56 |
レビュー内容 |
最後の骸骨戦士がですね。例えるなら噂に聞いてたドーンオブザデッドの走る ゾンビなんですよ。ガイコツ戦士のイメージってトロそうじゃないですか。実際 画面のなかでも登場したら猫背で、ノッソノッソとあるいて、コルキス王が微妙 な表情でやれー!皆殺しだー!って叫んでんのにのっそのっそ。
これのどこが世に適う者の無いドラゴントゥースウォーリアだ?って思ってたら… いきなり走るんですよガイコツが。軽やかに飛ぶんですよ。うわぁ、速いじゃねぇか! って感じで。壁に戦士が昇って見ててホっとしたらうわぁ追って来たァー!!って こっちが不安になる。人よりも軽やかに壁から壁へジャンプするし。
後、忘れちゃいけないテイロス。もう見るからに動くんだろ?動くんだろぉ?って 絵図らでキキキと首を捻ったらもう来たー!!って感じです。こいつが岩越しに ジェーソンの前に現れるシーンの巨大感。現代のゴジラ映画を超えてます。贔屓目 抜きで(というよりゴジラが大きく見えないというべきか)山越しに先回りされる シーンとか、ああもうダメだ感が漂っててナイス。
…が、これら以外の特撮やキャラクターの扱いには不満が残ります。ヘラクレス なんて何しにでてきたんでしょうねコレじゃ。こいつの扱いに関していえば現代版 のほうが上等で上手です。ヘラやゼウスも現代版の方がキャラクター的に面白いかも しれません。現代版のゼウスなんて嫌なおっさんだしそれがストーリーを面白くして いるし。でもハウゼン版は映像の個性が強い。強すぎるくらいで、そのくどいまでの 個性が魅力であり、高度な技術でつくられた現代の映像が持ち合わせていない素晴ら しい要素なんだなと再認識。ハウゼンの映画はタイトルも映画そのものも分からなく たってああ、ハウゼンの絡んだやつだなってわかりますからねぇ。 |
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