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タイトル名 |
海底二万哩 |
レビュワー |
皮マンさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-07-18 17:21:10 |
変更日時 |
2006-09-07 22:12:04 |
レビュー内容 |
生まれて初めて観た洋画がこれだった。海中のシーンで館内全体が青くなるのよ。う~んバーチャル!ノーチラス号が小坊の脳に与えたダメージはあまりに強烈で、以降ワニだのタツノオトシゴなんかをうっとりみつめる中年になってしまった。政治的思想信条も捨ててディズニーシーにも行ってしまった。それはともかく・・実は映画としてのポイントはこの時代のディズニー物にして、女性を出さなかったことにあると思うのだ。原作にも出てこないのだから当然とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、男ばかりだと高まりすぎる緊張感にたいしてのガス抜きとして女性を登場させるというのは昔の娯楽作品の常套手段じゃありませんか(同趣向の「地底探検」がいい例)。代わりにコンセイユ役にコメディアンのピーター・ローレを配し、その役割を与えているわけですね。よくぞこらえきった。この話ばっかりは女性が出るとあかんのです(海洋もののリアリティを担保するため)。最近のリメイクには女性を乗艦させ、あまっさえ世捨て人であるはずのネモが彼女に惚れてしまうという信じがたい作品もありますが、もうそいつは到底ネモでもないし「海底2万マイル」でもないですね。 |
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