みんなのシネマレビュー
八日目の蝉 - もとやさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 八日目の蝉
レビュワー もとやさん
点数 9点
投稿日時 2011-12-20 16:35:06
変更日時 2011-12-21 11:40:29
レビュー内容
序盤は救いようのない残酷な物語だと思っていたけど、終盤に向けて印象が変わって行った。
法的に誰が悪くて、倫理的には誰が悪いとか色々考えさせられたけど、終盤はもうそんなことはどうでもよくなりました。
何も悪くない恵理菜が如何に立ち直って、如何にして本当の母親になっていくのかを見守る物語だったんでしょうね。
そのサポート役となった千草の存在が良い味付けになっていて、物語を成立させていたと思う。
恵理菜、希和子、恵津子のどの視点から見ても割り切れない不幸さが付き纏うし、男どもの視点からじゃ申し訳なさ過ぎて罪悪感に耐えられない。
そんな中で千草の存在が唯一の希望になってたと思う。
直接的な関係者ではないので第三者の立場から見ることができるし、全くの部外者というわけでもないので、この深刻な問題に関与する資格もありそう。
そういう絶妙な立ち位置を成立させた設定と小池栄子の演技力に拍手を送りたい。
どう転んでもバッドエンドにしかならないと思えたこの物語をハッピーエンドに導いた功績は大きい。
そして、千草が恵理菜を救ったことによって、千草自身も救われたなら嬉しい。
そういう後日談的な描写はなかったけど、そう信じさせてくれるだけの説得力はあった。
あと、八日目の蝉は可哀想という話があったけど、あれはやっぱり恵理菜自身のことを言ってるんでしょうね。
自分だけが生きてる寂しさや死んでしまった薫への罪悪感が入り混じった言葉のように感じられました。
その考えも終盤には肯定的に変化したようで、薫の分まで生きて幸せになろうという前向きな姿勢に感動しました。
もとや さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-12名も無き世界のエンドロール45.00点
2024-11-08まともじゃないのは君も一緒77.00点
2024-10-16とべ!くじらのピーク46.00点
2024-10-16MUD -マッド-76.50点
2024-10-15シャドウ・イン・クラウド66.20点
2024-10-13閉鎖病棟-それぞれの朝-35.77点
2024-10-08宇宙でいちばんあかるい屋根45.28点
2024-09-28ルーカスと魔法の青いドア56.00点
2024-09-20ALONE/アローン34.14点
2024-09-11そして僕は途方に暮れる46.00点
八日目の蝉のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS