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タイトル名 |
狼よさらば |
レビュワー |
チャーリーさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2002-08-03 18:26:53 |
変更日時 |
2002-08-03 18:26:53 |
レビュー内容 |
「自警主義」を唱えた作品でこの作品の空気は後の『タクシー・ドライバー』などに受け継がれています。しかし↓の方の意見で、C・ブロンソンの主義を正当化しているとお書きになられていますが、むしろ私はそういった防衛主義に対して何の主観も入れず、冷たく突き放して描いている気がしました。つまり肯定的でも否定的でもありません。だからこそ皮肉なラスト・ショットが名シーンにつながったのだと思います。オープニングの暴行シーンは過激で観ていてキツいものがありますが、物語全編に漂う殺伐と、そして寒々とした空虚な空気がたまらなく冴え渡っていて、C・ブロンソンも渾身の芝居と言える。ミス・キャストな感は見事に拭い去られています。 |
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