|
タイトル名 |
天国にいちばん近い島 |
レビュワー |
虚学図書之介さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2004-10-29 23:59:44 |
変更日時 |
2004-10-30 00:10:17 |
レビュー内容 |
ニューカレドニアの空の青と海の青が美しい。全編を通して伝えたかったメッセージがこの美しさであるならば、十二分に伝わってきました。そうでないならば、無駄なシーンと無駄な尺と無駄な人物が多すぎて、全体が潤色されてしまっています。切り詰めれば30分ほど縮められるでしょう。おそらく引きこもりがちの不思議少女が人々との出会いを通じて成長、というのが本筋なのでしょうが、その描写が希薄で、かつプロセスに説得力がありません。主役の演技力にも難があります。ミスキャストだったのではないでしょうか。最後に脚本家に一言。あなたにはわかっても、私には天国に一番近い島がどこにあるのかわかりませんでした。何を描き出したかったのかもわかりませんでした。「何も描いていない」ことを描き出したいなら、それなりの手法が必要だということを痛感しました。以上。 |
|
虚学図書之介 さんの 最近のクチコミ・感想
天国にいちばん近い島のレビュー一覧を見る
|