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タイトル名 |
ドラえもん のび太の海底鬼岩城 |
レビュワー |
もっつぁれらさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2015-02-05 00:32:38 |
変更日時 |
2015-02-11 02:26:51 |
レビュー内容 |
劇場公開から30年以上経っていても、部分的にではありますが観たという事だけは思い出すことが出来ました。 記憶が蘇ったのは、しゃべるバギーが登場したところ。 特徴ある声とちょっと生意気な態度が心のどこかに留まっていたみたいです。 ラストのポセイドンを倒すシーンは意外と記憶には残っておらず、むしろ本作のポイントは、しずかちゃんの大活躍ぶりだと思います。 旅に出る前はのび太に勉強を教えてあげてたし、鬼岩城を探している時は自ら囮を買って出たり、そして最後のバギーちゃんの捨て身の攻撃も彼女のやさしさが奏功した形であったし、ここは紅一点のしずかちゃんに拍手を差し上げたい訳なのであります。 それと、本作で特に良かったのが、テントアパートを海底に建てた時にトイレの説明をしていたシーンなのですが、こういった別世界で起こりうるナルホドなぁ~という現象が子供心をグイグイ引き込む事は容易に想像でき、物語の本線から外れた所においても仕事の丁寧さを感じることができたと思います。 他にも、エルに捕えられた時にのび太たちの夢の中で生物の進化の過程を学習するシーンがあったり、5人を死刑にするかどうかの裁判の中で地球の環境問題を争点にするシーンが出てきた所にも驚かされたりして、シリーズを重ねるごとに物語が少しずつ精錬されていく印象を受けました。 本作で出てきたアイテムで一番好きなのは、カメレオン帽子。 初めて観た当時、天井が地面の形状に応じて変化するのがスゲーって思い、そのまま歩いて移動するシーンにワクワクしましたし、上から睨まれるシーンではハラハラドキドキしたのを思い出して懐かしさが込み上げてきました。 |
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