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タイトル名 |
現金に体を張れ |
レビュワー |
もっつぁれらさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-02-16 00:48:01 |
変更日時 |
2008-02-16 00:58:18 |
レビュー内容 |
オープニングクレジットの映像をそのままストーリーの中で使ってんじゃん。手抜きかよ! そこから、一気にトーンダウン・・・と思ったら、登場人物一人一人に焦点を合わせてわざと同じ映像をダブらせていたという訳なんだけど、そういう手法を使う理由がわかりません。 映画の鉄則としては、それぞれの人物を細かくカットを割りながら映し、同時進行でクライマックスへストーリーを運ぶというスタイルが一般的だけど、この映画は何故か鉄則通りに並列で物語を進めているのではなく、直列的にストーリーを組み立てている。 それを斬新ととるか邪道ととるかは観る人次第ですけども、自分は後者。もちろん、その方がテンポが良くスピード感がありスリリングだから。 この映画の場合、一人目の男が馬を撃ったところでテンションが上がるわけですが、逃げようとした時に警備員に撃たれて倒れてしまい、次の人物の行動に画面が切り替わる。一度上がったテンションがそこで途切れてしまう訳です。また、次の人がアクションを起こし、再度テンションが上がると、またそこで分断されてしまう。 何故アクションを中断して時間軸を戻すようなことをするのか。 細かくカットを割りテンポを高めるという方法を用いることによって複数の出来事を同時進行させるのが最も効果がある手法なわけだけど、これには頭を抱えてしまう。 ラストのあっけない幕切れも特に何とも思わないし、ジョージの女房役の人ももう少し綺麗な人を使った方が良かったと思います。 何れにしろ、あのような演出を用いた理由がわからない限り、この映画は永遠に理解できそうにないです。 |
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