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タイトル名 |
アントワーヌとコレット |
レビュワー |
もっつぁれらさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-12-02 13:52:02 |
変更日時 |
2007-12-02 13:57:48 |
レビュー内容 |
自分に置き換えてみると、これはかなりイタ~イお話。コレットが両親に「前にも話したでしょ」と言ってたのに、その両親はそれにお構いなくアントワーヌを食事に招いてたというのも相当イタい。 短編とは聞いていたが、ここまで短いとは正直思わなかったのだけど、この尺の短さがかえって良かったのだと思う。コレットの家に突然男が現れたことによって突然事態が急変し、一気にエンディングへと向かうのだけど、もし、観る前から上映時間が分かっていたとしたら、(そろそろ何かあるだろうなと予測してしまい、)突然の急展開にもさほど驚かないだろうと思う。約30分の上映とは、そういう意味で正にベストな長さ。 ラストの写真の数々もまた、短編らしい凄くセンス溢れる締め方で、切ないけど妙に満足してしまった。 また、「大人は判ってくれない」のポスターが劇中に出てきたのも、トリュフォーのユーモアが感じられて面白い。 |
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