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タイトル名 |
パリ、テキサス |
レビュワー |
とらやさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-02-17 22:05:26 |
変更日時 |
2009-02-17 22:11:17 |
レビュー内容 |
不器用で要領よく社会に適応していく事ができない男。ヴェンダース監督が好んで取り上げる人物像。本作の主人公トラヴィスもまさにそんな男でした。弟夫婦の家で息子と再会し、息子との心の距離を少しずつ埋めていく描写が微笑ましく、その後の息子との旅もヴェンダースらしいとても静かなロードムービーが独特の色調が綺麗な映像、ライ・クーダーのギターと共に印象に残ります。ただ、トラヴィスが身勝手に家族の前から姿を消し、今度は息子を連れて弟夫婦のもとを去り、最後はまた再会を果たした妻子のもとを去る。この一連のトラヴィスの行動、特に最後のトラヴィスの選択に全く共感する事が出来なかった。 |
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