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タイトル名 |
カンパニー・メン |
レビュワー |
とらやさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-09-28 00:03:44 |
変更日時 |
2011-09-30 22:12:12 |
レビュー内容 |
リーマンショック後のアメリカ。巨大企業の不採算部門の統廃合により生じる余剰人員。37歳、ポルシェに大きなお屋敷、幸せな家庭。典型的勝ち組男を中心に、50代後半の工場の工員からの叩き上げの男、創業時からの功労者の人情副社長、三者三様のエリート・カンパニーメンのリストラ後の人間模様。
脇を固めるケビン・コスナーもいい味を出していて、シブい豪華キャストが流石のいい仕事をしています。トミーリー演じる人情副社長vs社長のドラマや、50後半男の「俺一人破滅したところで誰も気付かない!」この男の悲哀に満ちた叫びに、業績や成果第一のアメリカ流の会社のあり方への強いメッセージを感じました。
しかしテーマやストーリーの割には作品全体としてはそれ程重さは無い。家族や身内の描写がよく、最後は少し年収は下がったけどそれでもいい仕事を得てハッピーエンドとなりますが、人と人のつながりを感じるいい再就職のラストでした。
それにしてもトミーリーさん、BOSS片手に「この惑星の住人は・・・」と、いつ言い出してもおかしくないお姿が一杯ありましたね。 |
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