みんなのシネマレビュー
わたしは、ダニエル・ブレイク - とらやさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 わたしは、ダニエル・ブレイク
レビュワー とらやさん
点数 9点
投稿日時 2017-11-17 23:19:25
変更日時 2017-11-17 23:28:08
レビュー内容
社会派の巨匠ケン・ローチが2度目のパルムドールを受賞した作品。
一度は映画界からの引退を表明した彼が、それを撤回してまでどうしても投げかけたかった問題提起。
心臓の病気で働けなくなってしまった主人公の男、ダニエル・ブレイクは40年間大工で食ってきた熟練の職人。
真面目に働き、真面目に税金を払ってきた。彼のような人を助けるべく存在する公的機関から見放されてようとしている。
もう1人、2人の幼い子どもを抱えるシングルマザーのケイティ。生活費のためにたどりついた仕事は・・・。
街の片隅で支え合い、励まし合って生きる彼らに寄り添うケン・ローチの視線は優しくも、その一方でどうしようもない現実の厳しさがある。
主人公の男の怒りの声のような役所の壁への落書きは、そのままケン・ローチの怒りの声のように思える。
そしてラストのケイティの弔辞は、引退を撤回して本作を撮ったケン・ローチのラストメッセージになるのか。
一貫してぶれることの無い労働者階級への思いと、80歳を過ぎて一度は引退を考えてもなお、
社会の理不尽に対し黙っていることはできない、そんな彼の衰えることの無い反骨精神をひしひしと感じます。
とらや さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-02-27ヘアスプレー(2007)86.91点
ビースト55.44点
2025-02-1935565.50点
2025-02-19デモリションマン64.75点
2025-02-05ベルファスト76.25点
2025-01-30ブラックライト44.00点
2025-01-28逆転のトライアングル55.37点
2025-01-21ウインド・リバー86.95点
2025-01-17必殺! THE HISSATSU34.85点
2025-01-15フリー・ファイヤー55.00点
わたしは、ダニエル・ブレイクのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS