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タイトル名 |
突入せよ! あさま山荘事件 |
レビュワー |
とらやさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2013-05-12 22:03:04 |
変更日時 |
2013-05-14 23:02:45 |
レビュー内容 |
連合赤軍側の描写やマスコミなどの視点を廃し、警察側の視点のみからあさま山荘事件の突入作戦を再現した作品。
長野県警、中央で行方を見守るお偉方に、中央から派遣されてきたエリート。そして命がけで突入作戦に参加した機動隊員たち。その苦悩や奮闘ぶりだけを描く方が楽であったと思いますが、それだけにとどまらず、見苦しい面子の張り合いや無能ぶりが強調されているのが意外でした。
だからこそ突入作戦の最前線の混乱ぶりや迷走ぶりも含めた(電線を切ったか?切りました!などは信じられないレベルの話ですが…)それぞれの立場で事件に関わった警察官達の人間ドラマとしては見応えがある作品です。
しかし、事件そのものや、その時代背景などにはほとんど焦点が当てられていないだけに、その辺のことももう少し触れてもらいたかったと思います。 |
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