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タイトル名 |
バタフライはフリー |
レビュワー |
とらやさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-04-13 16:51:03 |
変更日時 |
2020-04-13 17:02:02 |
レビュー内容 |
天真爛漫を絵にかいたようなゴールディと、目が見えない青年。 アパートの隣同士になった2人の恋を描く優しさのあるラブコメ。 舞台劇の映画化の典型的な作品で、作品のほとんどの時間がアパートの1室の中で過ぎていく。 冒頭から2人の会話劇が延々と続く。男の方は目が見えない設定なので動きもかなり少ない。 けれど、見ていて飽きがこない。ゴールディの存在感は本当に大きく、彼女のキュートな魅力炸裂なのは勿論のこと、 お相手の青年を演じたエドワード・アルバートの自然体の演技、透明感のある存在も光る。 そこに途中から現れる青年の母、アイリーン・へッカートがストーリーに深みを与える。 しばらくは3人の時間となり、その後ゴールディが席を外し、母と息子の時間。 そしてゴールディと母親が2人になる時間と、3人のキャラを立たせる構成も巧み。 ラストの2人の姿は微笑ましくも、これからどんなことが2人に待っているのだろう。 でもいいじゃないか。まだ2人は若いんだから。おじさんにはそう思えるラストの2人の姿なのでした。 |
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