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タイトル名 |
ブロックアイランド海峡 |
レビュワー |
タコ太(ぺいぺい)さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2024-12-23 09:52:46 |
変更日時 |
2024-12-23 09:56:37 |
レビュー内容 |
惹き付けられる展開ではあります。サスペンス、ミステリー、ホラー、SF、超常現象スリラー、ヒューマンドラマと、様々な顔で語りかけて来る物語、そして演出。冒頭のトムさんの受難シーンから始まる謎の海域での怪現象。異常な電波?魅力的な始まりでした。
中盤からのトムさん復活低音囁きアピールは雰囲気良いです。海底の謎もそそられます。テンポも良いですね。
ただ、ハリーとオードリーの何気に対極的な性格や思考・行動パターンの姉弟には、始終イマイチ感情移入出来ませんでした。二人とも煮え切らなくて頑な過ぎるからかも。
そして問題は終盤クライマックス。あれ?これって既視感アリアリかも。しっかり摑まってたエミリーちゃん以外はみ~んな空の彼方へ。なんだか嫌な予感。
ラスト。ヒロインが劇中で娘に語った言葉が改めて登場します。これはどう受け止めたらいいのでしょうか?地球上の生物を救うべく調査している存在が居る?まさかのエイリアンアブダクション?作品にエイリアンや人知を超えた存在が登場したら最後、もう何でもありの世界になってしまいます。何だかそんな暗喩、てかストレートに開示されたような気分。
このエンディングを良しとするか否かで評価が分かれそうな作品でした。個人的にはもう少し謎めいて終わって欲しかった。ヒロインの台詞の反芻はどうだったんでしょうか?そこが疑問で、楽しめた割には低めの6点献上します。
ちなみに、「sound」に「海峡」の意味があることを知りませんでした。勉強になりました。 |
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