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タイトル名 |
ホテル・ルワンダ |
レビュワー |
shintaxさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-03-01 09:53:59 |
変更日時 |
2006-03-01 09:53:59 |
レビュー内容 |
署名した一人です。虐殺煽動の元凶とされる放送局RTMLを描いていることを期待していたのですが、肩すかしでした。しかし、そんなことで評価が落ちるものではない。以前、ETV特集でルワンダ虐殺のドキュメンタリー(BBCだったかな?)を観たことがあり、また事態発生後から関心を持っていました。本編中に挿入された虐殺シーンはそのときに観ました。あれは、命乞いするツチ族を鉈で一方的に殺害するシーンだったと憶えています。主人公ポールは、パンフレットによると押し出しの強い人らしいですが、ドン・チードル演じるキャラクターは情けなさ、卑屈さ、卑劣さを加味し、より人間味のある血の通った存在として描いてすばらしかったと思います。なお、霧の川沿いの道でのエピソードは「キリング・フィールド」の湿地帯の髑髏へのオマージュでしょうね。↓↓↓下の0点のかた、禍根を残さない終わりかたは殲滅しかないのを歴史が証明していますよね。これは、たぶん、未来永劫くり返されて行くんだと思いますよ。そしてその原因は「身内への愛」じゃないでしょうか? 絶対不可能だと思われていたレバノン内戦終結がかなったんだから希望持ちましょ。 |
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