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タイトル名 |
フラガール |
レビュワー |
shintaxさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2006-09-26 20:00:28 |
変更日時 |
2006-09-26 20:00:28 |
レビュー内容 |
100点、パッチギに10点つけた以上120点でもいい。思いっきりベタなんですけど、映画の感動ってこれですよね、ドラマ観てこんなに興奮したの何年ぶりだろ? おなじ振り付けで、松雪泰子のソロ→蒼井優の練習→本番の舞台、3回重ねることで「これでもか」って迫ってきます。駅のホームの向こうとこっちなんて絵に描いたような青春ドラマなんですけど、昭和40年に日テレ青春ドラマ第1号「青春とはなんだ」がスタートしたことを思えば、ありというかこれでなくっちゃ。カメラ先生側も常道です。今はなき夕張映画祭で上映してたら、とてつもない皮肉になってたかも知れませんね。活性化の起爆剤がことごとく失敗したのに、昭和50年代には「ダサい」の代表選手だった常磐ハワイアンセンターが現在もスパリゾートハワイアンズとして繁盛していてることは。松雪泰子の登場シーンから、細かいところに気を配ってるのがわかりました。あの眉で、時代のディテールが完璧なのは証明済み。惜しむらくは、ストーブのくだりです。石油ストーブで時代の流れを表現したいのはわかりますが(本来なら石炭ダルマストーブしかないでしょ)Araddinは炭住にはありえないはず、高価すぎます。同時代に炭住のある街で暮らしてましたから。それから細かいことですが、食堂のメニュー高すぎじゃない?イカの一夜干しが300円はあんまりのような… その頃かけうどんは30円前後。あ、そんなことはどうでもよろしい、より多くの人々の眼に触れることを願っております。 |
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