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タイトル名 |
時をかける少女(2006) |
レビュワー |
shintaxさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2006-08-01 21:04:31 |
変更日時 |
2006-08-01 21:23:28 |
レビュー内容 |
旧作のファンとしては、正直観るのに不安もあったわけです。ましてや、島田淳子版「タイムトラベラー」をリアルタイムで観たおっさんな私です。間には関連性のない「続タイムトラベラー」や角川春樹監督モノクロ版も挟まってるので… 素晴らしかった。一昨日ジブリの愚作観たので余計にそう感じます。アニメの持つ、視点や想像力を詰め込める自由性を最大限に発揮して申し分ありません。シナリオも文句なし、旧作ファン(信者もいますから)へのサービスも存分ですが、初めてふれる観客のことを充分考えてつくられています。「絵を見たかった」の元ネタは梶尾真治のクロノス・ジョウンターでしょうが、おなじタイムトラベル物ですから大いに結構。ただこの絵の由来を端折ったので少し減点。時間ネタはここを詰めないと腑に落ちないのでね。あ、梶尾氏も記述してないな、先への含みをはらんでるのかな? 放課後の実験室と、坂道の使いかたは見事だったけど、芳山くんの書棚に3ショットの写真ってのはちょっと勇み足、まぁご愛敬ってことで。 |
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