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タイトル名 |
ダーク・シャドウ(2012) |
レビュワー |
shintaxさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-05-22 17:50:59 |
変更日時 |
2012-05-22 17:50:59 |
レビュー内容 |
まず、字幕が変!! 妙に大きく間延びした明朝体にしたのは何故?「底」って字が何度も出てくるんだけど、漢字わかんない人が作りましたっていう風に見えちゃって気持ち悪かった。お話はご都合主義で、張った伏線がちゃんと回収されなかったり(ヴィクトリアの出自がその代表)、変な方向に転がったままだったり、なによりもたかだか魔女ごときが人間を吸血鬼にできるっていう設定自体、雰囲気で突っ走ってる感じでした。「フロム・ヘル」「スリーピィ・ホロウ」にようにきっちり作ってるわけじゃない。あ、この2作はここのサイトにはコメントしてませんが、ともに10点扱いです。ただ、サウンドトラックで意味が理解できる人には楽しめる作品ですね、パーシー・フェイスも含めて。いきなり「サテンの夜」だもん。そうそう、ヒットガールがドノヴァンの「魔女の季節」で踊るシーンでは、「ムーンチャイルド」で踊るクリスチーナ・リッチを思い出してしまった。アリス・クーパーが当時の曲(1972年って設定だから“Elected!”はダメ)たとえば「エイティーン」とかやってくれたらもっとよかったんだけどね。エンディングの“Go All the Way”、イントロ聴いたときは「やった~」って思ったんだけど、すぐ微妙に違うことに気付いてガッカリ。ラズベリーズじゃないのは契約の問題? しかし、エリック・シーガル「ある愛の詩」の引用含めてかなり笑える部分があるシナリオだったんだけど、クスッともしない人が多かったですね。本論に戻って、蘇って最初に下僕になる男は当然「イゴール」って名付けるべきだし、直接陽に当たらなければ昼間行動できるのか? 吸血された側は死ぬんじゃなくて吸血鬼になるんじゃないのか? などつっこみどころ満載ですが、なにかの割引の日に観るんならよろしいんじゃないでしょうか。本家の吸血鬼もこっそり出てますし(なんと吹き替えが家弓家正さん:さっき知りました、DVD出たら観直す)。最後に、ミシェル・ファイファー出すんなら、やっぱ彼女もヒビ割れないとでしょ。 |
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