みんなのシネマレビュー
ノーカントリー - Qfwfqさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ノーカントリー
レビュワー Qfwfqさん
点数 7点
投稿日時 2008-04-10 01:17:18
変更日時 2008-04-10 01:17:18
レビュー内容
鑑賞後の気分が「ゾディアック」を見た時と似ていて、それはつまり徒労感なのだが、「ゾディアック」の157分が事実をベースにしておきながらストーリーがどこにも向かっていない印象、だとするならば「ノーカントリー」はどこにも向かってなさそうだったが実はその方向性が見えてなかっただけだった、という感じだろうか。ラストの提示に疑問は残るが、まあそういう事なんだろう。No country for old menか、アメリカって怖いなー、ぐらいのものだ。それより途中に挟まれるいくつもの挿話、そのほとんどが殺人鬼であるハビエル・バルデムの行動原理及びその実践を示すものであり、それらは彼の人物画を読み解くものとして有効に働いているのだが、結局の所キノコ頭と空気ボンベ銃とコインなのである。こういう徹底的なキャラクタライズは極めてマンガ的であり、つまり静止画的だと思う。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」でヴィゴ・モーテンセンが演じる元殺し屋は反対に、まず彼の動きによって記憶される、そんな人物だった。カメラを向けられた対象(人物)へ潜行せず、その周辺で巧みにやり繰りする、そのやり繰りレベルの高さは相当のものだと思う。けれども、なんとなく抜け殻のような(そこがこの映画の良い所なのかもしれないが)映画だな、という感じは残った。とはいえ全体的に面白いし、中盤の追いかけっこはかなりドキドキさせられた。
Qfwfq さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-11-25TOKYO!96.00点
2008-11-20罪の天使たち107.00点
2008-07-29接吻 (2006)106.75点
2008-04-28プラネット・テラー in グラインドハウス66.47点
2008-04-10ノーカントリー76.42点
2008-01-10恐怖分子107.16点
2007-12-18呉清源 極みの棋譜86.00点
2007-10-29めがね65.65点
2007-09-27トランスフォーマー65.70点
2007-09-20ロストロポーヴィチ 人生の祭典96.40点
ノーカントリーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS