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タイトル名 |
インクレディブル・ハルク(2008) |
レビュワー |
Tolbieさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-04-29 21:47:08 |
変更日時 |
2013-04-29 21:47:08 |
レビュー内容 |
若者の怒りの限度を超す事を、キレると表現される。若者が切れやすくなったと言われて、もう20年くらいたったろうか?キレるというのは「プンプン」と怒っているだけでなく、暴力行動が伴うものらしい。 カルシウムが足りないとか言われたりもするが、映像・書籍などによる若者文化の影響を指摘する者もいる。
本作の主人公についても、怒りがそのパワーを覚醒するという設定が面白い。が、その状態で理性をコントロールできなくなるというのは、もっと興味深い。キレているのだろうか?
私の好きな物語上のある刑事は、「力を発揮する時には、相手を憎むんですよ」と言い、私の好きなミュージカルの楽曲は、「怒れるものの歌が聞こえるか~」と歌う。だからと言う訳でもないが、Wikipwdia「ハルク」のページで記述されているような、怒りというものが必ずしも負の感情だとは、私には思えない。怒りは時に何かを成し遂げる力となる。
目的が不純ではあるが、科学実験の憐れな被害者であるこの主人公が、理性的に怒る、と言うとちょっと理解しづらいが、理性を持って怒れる日が来るのを見たいものだ。 あ、それがアベンジャーズか? |
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