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タイトル名 |
スカイライン-征服- |
レビュワー |
目隠シストさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2012-04-13 21:54:18 |
変更日時 |
2012-04-13 21:54:18 |
レビュー内容 |
パニック映画にとって最も重要なことは、感情移入であると考えます。主人公を我が身に置き換えて、物語に飛び込み困難と対峙します。感情移入を助ける要因は大きく分けて2つ。一つは外的要因。登場人物と境遇が似ていれば同化も容易いというもの。ところが本作の場合、主人公の素性がイマイチ知れません。折角物語冒頭に15分間の猶予があったのですから、登場人物の紹介に有効活用したら良かったのでは。判明している主人公情報は、LAで成功を収めたセレブの親友で、彼女が妊娠中ということくらい。あまり身近な感じもしませんね。もう一つは内的要因。主義、思考方法、性格など。コチラもしっくりきません。あの状況下で、クルーザーに乗って逃げるという選択肢は、いくら何でもバカ過ぎるなあと。敵は無敵というワケでは無さそうですし、あの光にさえ気をつければ何とかなるかも。『30デイズナイト』さながらの長期戦を覚悟でしょう。最初からバッドエンドが予見できた脚本ではありますが、あのオチには驚きました。故三沢光晴もビックリの投げっぱなしジャーマン。アメリカ先住民族に対するヨーロッパ諸国の侵略を引き合いにしている映画なので、意味は分からなくも無いのですが、それって大丈夫なの?と思ってしまいます。 |
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